脂浮きする部分と乾燥する部分が同居していたり、普通肌なのにある部分だけが乾燥あるいはオイリーになってしまうなど、様々な肌タイプの悩みがある混合肌ですが、メイク時の崩れやヨレなど、心配のタネも多いものです。脂性の部分には脂浮きを抑えるパウダーのほか、にきびがあればコンシーラーも必要ですし、乾燥する部分にはクリームなどをお使いの方もいらっしゃるかもしれません。混合肌のメイクは一筋縄ではいきません。では、どうしたらいいのでしょう。メイク用品に知恵をしぼるのも非常に大事ですが、もう一つ気にしてほしいのは「土台チェック」です。洗顔後のスキンケアが終わったときは、化粧水や乳液等がよくなじんで、脂浮きや乾燥はまだ起こっていない状態です。その状態から、どれくらいの時間で脂浮きもしくは乾燥が起こるのかということを1~2時間おきに鏡の前でチェックして下さい。メイクをしている日、すっぴんで過ごす日、寒い日、雨の日、全て違う結果が出てくるかもしれません。脂浮きや乾燥がどれくらいの時間で起こるのかを把握して、自分なりのメイク直しのジャストタイミングを見つけましょう。自分の肌をよく知ることで、アンチエイジングにも有効ですので、机やキッチンに小さな鏡を置いて、ちょくちょく顔を見てみましょう。脂性肌にせよ乾燥肌にせよ、肌に一番重要なのは「水分」です。ノーメイク時はもちろん、できればメイクをしている上からも、ミスト状の化粧水やミネラルウォーターなどで、水分補給をしましょう。そして、脂性の部分は他よりも薄めのメイクを。薄づきにすることで、ファンデのヨレや毛穴詰まりを防ぐことができます。さらに、こまめに余分な皮脂オフすることを心がけて下さい。しかし、皮脂オフ時は、油とり紙は使わないほうがいいでしょう。必要な皮脂までとってしまうと、皮脂の過剰分泌を促す恐れがあります。ハンカチやティッシュなどでやさしく押さえる程度で構いません。そしてどの肌質にもいえることですが、ファンデーションは厚塗りせず、できるだけ薄い、肌に負担のかからないメイクを心がけたいものて下さい。メイク→落とす→洗う、の繰り返しは、やはり肌に負担をかけてしまいます。厚めの化粧は洗浄力の強いクレンジングを使うことになります。とはいえ365日全くのすっぴんで過ごせる環境を実現するのは、現代社会で活躍する女性にとっては難しい面があるでしょう。生活や仕事とのバランスを考えながら、なるべく肌に負担のかからないメイクを心がけて下さい。http://shimitori-real-review.com/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/%E3%82%AA%E3%83%90%E3%82%B8%E5%8F%A3%E3%82%B3%E3%83%9F%E5%8A%B9%E6%9E%9C.html